道立真駒内公園内にある「札幌市豊平川さけ科学館」。水質の悪化により一時期いなくなっていた札幌のシンボルでもある豊平川のサケが、復活したことを記念して建てられた施設です。科学館のすぐ横には、豊平川とその支流の真駒内川が流れています。
カラマツ材を使用したログハウス風の外観で、正面に2尾のサケ稚魚が向かい合ったデザインが目印です。

札幌市豊平川さけ科学館 子どもが喜ぶ3つのポイント

本館

サケに関する展示が中心の本館。展示ホールでは、サケ実物大の模型や産卵行動のジオラマなどがあり、サケの生態について学ぶことができます。また、約20種類のサケの仲間を飼育展示しています。

本館の地下かんさつ室では、水族館のようにサケを観察できます。季節によって展示する種類や大きさが変わるところも見物です。冬から春にかけては迫力満点のサケ稚魚の群泳、秋には成長した親ザケを展示します。

さかな館

「豊平川の生物」がテーマのさかな館。豊平川や札幌市内に生息するウグイやハゼなどの淡水魚を中心に水槽で展示しています。

魚以外にもカエルやサンショウウオ、ザリガニ、カニ、エビ、カメなど、自分たちの身近な川にも生息する生き物を知ることができます。

屋外かんさつ池

屋外にあるかんさつ池では、大きく育ったサケの仲間が通年、泳いでいます。

売店で販売しているサケのエサを購入すると、エサやり体験ができます(数量限定)。エサを投げると素早い動きでエサを食べるサケに驚くかもしれません。

札幌市豊平川さけ科学館 子ども連れに嬉しい6つのこと

実習館

実習館は、秋の産卵実習やサケについての勉強会、イベントの会場として利用します。

イベント

さけ科学館では、館内を見学するだけでなくいろいろなイベントや実習を行っています。実際に体験することで、より深く学ぶことができます。

札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)

豊平川で自然産卵する野生のサケを増やす取り組み「札幌ワイルドサーモンプロジェクト(SWSP)」。研究者、河川管理者、市民が一丸となって活動しています。SNSなどで活動の情報を発信しています。

映像プログラム

「カムバックサーモン運動の歴史」や「現在のサケと保全活動」などの映像プログラムが視聴できます。

色々なサケグッズが買える売店

本館にある売店では、さまざまなサケグッズを販売しています。図鑑やタオル、ぬいぐるみ、ここでしか買えない貴重なオリジナルアイテムもあります。

乳幼児に優しいサービス

ベビーカーの無料貸出や授乳ができます。希望される場合は、スタッフにお尋ねください。

札幌市豊平川さけ科学館 安心して楽しむための8つのこと

駐車場

普通車172台(真駒内公園B駐車場)
※4月29日~11月3日の
土日祝日(6時30分~19時)は、
1回1日につき普通車320円

駐輪場

本館の横に数台の駐輪スペースがあります。

最寄り駅

地下鉄南北線「真駒内駅」よりじょうてつバス南90、南95~98、環96の乗車、「真駒内競技場前」バス停下車、徒歩4分

トイレ

本館のトイレには、ベビーベッド、ベビーチェアを完備しています。

お食事

本館の図書コーナー以外は、飲食可能です。

休憩スペース

特にありません。

混雑を避けるおすすめの時間

開館時間(9:15)直後は、比較的空いています。

持ち物

子どもと一緒に遊びに行く際の持ち物を必要に応じて

札幌市豊平川さけ科学館の基本情報

所在地 札幌市南区真駒内公園2-1
公式HP https://salmon-museum.jp/
開館時間 9:15~16:45
お問い合わせ 011-582-7555
入園料 無料
お休み 月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)